ゴキブリの特徴と生態

ゴキブリの生態

世界に約4000種とも言われるゴキブリの仲間ですが、日本にはおよそ60種が生息しています。
そのなかでも害虫として一般的に駆除の対象となっているのは、6種程度になります。
ゴキブリ類は雑食性で、主に不潔な生活環境に生息している点から、病原性細菌の伝播者となります。
またゴキブリそのものに対する不快感は人を選ばず、不快害虫としても無視する事はできません。

ゴキブリの害

ゴキブリはその体に付着させた「サルモネラ菌」などの細菌性病原体を媒介します。
それだけではなく、サルモネラ菌はゴキブリの糞虫で数年間生存することが立証されています。
トイレ、排水溝、下水道、キッチンなど、所かまわず歩き回るので厄介です。 また、アレルギー症の原因である「アレルゲン」の一因になることが知られています。
ハウスダスト等でアレルギー反応を起こしてしまう人は、ゴキブリでもアレルギー反応を起こしてしまう可能性があります。

ゴキブリの習性

ゴキブリは夜行性で、暗く狭い場所を好んで生息します。人気の無くなった夜間に活動を活発化させます。
またゴキブリは集合性があり、単独で行動するよりも集合して行動する性質があります。
ゴキブリの糞には集合フェロモンが含まれており、仲間を呼び寄せる効果が発見されています。
驚くことにゴキブリは集団で生活をすると生育が早くなり、その数をさらに増やしてしまうのです。

ゴキブリの生命力

キッチンなどで見かけるチャバネゴキブリは、水さえあれば45日生きていたという記録があります。
ワモンゴキブリに至っては飲まず食わずで1ヶ月以上生きた記録があります。
およそ3億2千万年前から その姿をほとんど変えずに、厳しい環境を生き延びてきたことからも、その生命力の強さがうかがえます。

ゴキブリの種類

◆チャバネゴキブリ

成虫で体長1cm~1.5cmと小型で黄褐色で、背中に2本の黒いスジの模様が特徴です。
飲食店などに生息する代表的なゴキブリです。
もともと熱帯に住む種で、世界各地に広く生息していますが、 寒さには弱く、20℃以下では繁殖できません。
しかし暖房や空調の効いたビルや飲食店には1年中生息し、 繁殖を繰り返しています。メスは一生の間に3~4個の卵鞘(らんしょう)を産み、1卵鞘あたり40~50匹の幼虫が生まれます。
卵からわずか2ヶ月ほどで成虫になるため、繁殖率が非常に高いのが特徴です。
アフリカから日本全国へ広がった種として、日本生態学会が定めた日本の侵略的外来種ワースト100にも選定されています。

◆クロゴキブリ

成虫で体長3cm~4cm前後とやや大型で、光沢のある黒褐色をしています。
一般住宅に生息する代表的なゴキブリです。
ほぼ日本全国で見られますが、家屋の気密性や 保温性の向上により北海道でも生息が生息が確認されています。
メスは一生の間に約20個の卵鞘を産み、 卵鞘1つあたり20~30匹の幼虫が生まれてきます。
幼虫は8~10回の脱皮を繰り返し、約1年を経て成虫となります。

◆ヤマトゴキブリ

成虫で体長2.5cm~3.5cm。
外観はクロゴキブリに似ていますが、ヤマトゴキブリはやや小型で クロゴキブリのように体表が光っていない事から、見分けがつけられます。
学名にヤマトと付くように日本在来の土着種で、北は青森県にまで分布している世界的に最も北限に生息するゴキブリです。
メスは一生の間に20個以上の卵鞘を産みますが、卵鞘1つあたりに生まれる幼虫は20匹以下と少なめです。

ゴキブリに関するQ&A

質問1:ゴキブリは飛ぶのですか?

ゴキブリの種類によって異なりますが、大型のクロゴキブリ、ワモンゴキブリは飛びます。
気温が30℃以上になると活発化し、飛ぶことが多くなるようです。
オス、メスともに飛びますが ほとんどは歩行して移動します。


質問2:ゴキブリは1匹見たら数十匹いると聞いたのですが?

例えばチャバネゴキブリの場合、30~40個の卵の入った卵鞘を生涯で4~8回産みます。
その幼虫は60日で成虫になり産卵を繰り返します。たった1匹のメスから300匹以上の子が生まれる訳です。
これは1匹のメスから1年後には100,000匹のゴキブリが生まれる計算になります。
あくまで計算のですので、この通りには増えないとしても、あきれるほどの繁殖力で増えることは間違いありません。


ゴキブリ駆除・作業手順
現場スタッフコメント付き\(^o^)/

1.現地調査

まず、現場に行き、現場の状況やゴキブリの種類などを確認します。厨房やキッチンなどの衛生状態も確認します。
現地調査は重要ですね。衛生状態が悪かったらゴキに餌を与えてるようなもです。

2.準備

ゴキブリが多く潜む、食器洗い洗浄機や冷蔵庫、給湯器周辺のカバーなどはなるべく分解します。
知恵比べですねー! ゴキの侵入経路や、集まるところを予測して行きます。自分がゴキだったらどうやって行動するかって考えますね(^ ^)

3.施工開始

残留噴霧やベイト剤、ゴキブリトラップなどを仕掛けます。卵や糞などから集まる場所や、通り道には重点的に施します。
特に多いチャバネゴキブリは1箇所に集まる習性があるので、そこに仕掛けることが出来ればこっちのものです(^ ^)

4.片付け、確認

全体を見直します。 時には1週間後にトラップの確認に来て、ゴキブリの数を把握してもう一度仕掛ける場合もあります。
ゴキが大量に発生している場合は、1回じゃ無理ですね。2回、3回繰り返して減らしていきます。完全全滅は厳しいかな(>_<)

ゴキブリ消毒工事の様子

ゴキブリが住みやすい暖かいところを中心に消毒液を散布していきます。 ゴキブリの行動を予測することが大切です。
特に食器洗い機や冷蔵庫の周辺は重要です。できるだけ奥まで散布します。
ベイト剤を施します。これを食べたゴキブリが巣に戻ると全滅します。
ゴキブリの種類や現場の状況に応じて、色々な種類の薬剤を使います。

ゴキブリ駆除料金

アドバンスサービスオリジナルの料金プラン
安心の毎月定額料金!そして安心の保証付き!

施工面積 毎月料金 契約時のお支払い金額
~50㎡ 4,100 34,100
~100㎡ 5,800 35,800
~150㎡ 7,500 37,500
~200㎡ 9,100 39,100
~250㎡ 10,800 40,800
~300㎡ 12,500 42,500
~400㎡ 15,800 45,800
~500㎡ 19,100 49,100

*契約時に初回のみ初回駆除料金して税別30,000円を別途申し受けます(上記右)
*上記は税別料金です。消費税は別途承ります。契約期間は1年になります。
*お支払い方法は口座引き落としになります。
*契約期間中にゴキブリが出た場合は無料で施工を保証致します。
*駐車スペースがない場合は、申し訳ありませんが実費分の駐車料金を別途頂きます。

ゴキブリの駆除、ご相談はアドバンスサービスへお任せ下さい。