フィットネスクラブ・各種スポーツジム / 香りマーケティング事例

コラム

フィットネスクラブやスポーツジムにおいて、室内空気に関する一番の問題は、何といっても汗のニオイや体臭である。

運動をすれば呼吸数が増加するため、悪臭となった呼気もニオイの元となる。

 

「エアロバイクなどエクササイズマシンを使っていたらイヤなニオイがした」

「更衣室のロッカーを開けた瞬間に、汗臭いニオイがした」

「特に汗をかきやすい夏場には、施設内の壁や床からも臭気が漂ってくる」

 

せっかく、健康的な身体づくりやストレス解消のために訪れた場所で、こうした不快な思いをさせられたのでは、利用者が不満に思うのは当然だろう。

中には携帯用の消臭スプレーを持参していく人もいるようだが、これはあくまでもエチケットとして、自分の汗臭さを消すためのものだ。多くの人がハードなトレーニングを行う場所だから、汗や体臭のニオイの問題はさけられない。

まずは、これらの悪臭を消しさることが先決である。

 

さらに、より快適に運動できる空間とするために、適切な香りを流すことだ。グレープフルーツなどの柑橘系やミント系の香りには、精力的な気分にさせ、高揚感を与える効果がある。集中力が高まるので、利用者は短時間で効果的な運動ができるだろう。一方で、付属のマッサージルームなどでは、むしろリラックスできる香りを流せば効果的である。

 

スポーツ施設としては他にもバッティングセンターやボーリング場、ビリアード場、ゴルフ練習場、卓球場、テニススクール、スイミングスクール、ダンス教室、バレエ教室などいろいろあるが、いずれも室内空気に関しては同様の問題を抱えているはずだ。

 

汗や体臭で汚れた空気を、清浄なものに変えることで、利用者の満足度は大きく向上することだろう。

マーケティングに関する関連記事はこちら

店舗等への導入をお考えの方は、
お気軽にご相談ください。

香りの戦略・デュフューザー導入のご相談からアフターサポートまでお任せください。