アドバンスサービスが毎年成長できているのには理由がある。
その理由を知り理解することで、向かうべき方向性を定めています。

1、キリギリス産業ではなく、アリ産業に集中してください。

建築、リフォームや不動産などの多くの建築・物販業は『売切り』産業です。一度売ったら次はいつ売れるかわからない、景気に左右される不安定な業界には参入しないでください。定期的な契約を増やしていく『ストック』産業が一番です。来月、来年の計画も立てやすく安定経営の業態なのです。キリギリスではなく、アリを選んでください。

2、なくならない業界を選んでください。

ワープロがパソコンに替わり、デジカメがスマホに替わったように、歴史の中で淘汰されていく業種が沢山ある。そして今後はAIの発達により淘汰を余儀なくされる業界・会社も沢山ある。小企業は大手企業と違い瞬時に『業態変更』する人材もお金も無いのです。今後の理想的な業界は、AIが発展しても影響を受けにくい業種であり、ウィルス流行や大災害があっても影響が少なく、さらには時代の流れに左右されない業界です。

3、技術と資格にこだわってください。

技術が身について、それを裏付ける資格があれば、一生食うに困ることはない。これは個人も会社も同じなのです。誰でもすぐに作れる会社はすぐにつぶれるのです。
さらに参入障壁が高い業界はそれだけ競争相手も少ない。勝てる可能性が上がるのです。

4、労働集約型の業界を選んでください。

中小企業で勝ち組になる方法はシンプルです。他社がやりたがらない仕事をやり、大手が参入しにくい業界に特化することです。それは売上が増えれば人が増える足し算産業(労働集約型)の事で、掛け算産業(ネットビジネス)は後から大手に乗っ取られる。

5、クモの巣産業より、ミツバチ産業を選んでください。

「クモの巣産業」ではなく「ミツバチ産業」が理想です。クモの巣のように良い場所にお店を広げてお客様の来店を待つのではなく、ミツバチのようにこちらからお客様の所に訪問する産業の方がかかるコストが圧倒的に少ない。クモの巣産業は大手企業に任せておけばよいのです。

6、その他以下のルールを守ってください。

①元請けが倒産すると影響が大きいので元請け→下請けの仕事は増やさず、直接のお客様が増える業界を選ぶ。②本部が潰れると一緒に潰れるので代理店、加盟店やフランチャイジーはやらない。(グループ会社は可とする。)③法律や政策の変更で経営に大きな影響を受けるので、医療や福祉などの国や行政の絡む仕事はやらない。④後でひっくり返される可能性が高いので、大型資本や大手企業が「後出しじゃんけん」で参入しやすい仕事はやらない。特に飲食店はやらない。3年連続赤字だった会社は、どんな良い会社でも美脚するか撤退する。法律や法令に触れる可能性がある仕事、万が一でも人様に迷惑かける可能性がある仕事はやらない。