清掃業で独立、開業するためには？
年収の目安や失敗しないためのポイントを解説

ハウスクリーニングや床清掃、ガラス清掃などの作業は数カ月の実務経験があれば、清掃業として自分で開業することが可能な業種です。
また、高齢化も進み常に人手不足に悩んでいる業界の為、開業後も同業他社の現場応援などで重宝され、個人で営業しているうちは仕事に困ることはほとんどない業界と言えるでしょう。
建物の清掃は常に必要なことなので、昨今のウイルス感染の流行や、不景気、物価の上昇などの社会情勢の変化にも左右されずらい業界です。
その証拠にコロナ渦でも病院やデパート、公共機関などで清掃員の姿が無くなることはありませんでした。
日本ビルメンテナンスアカデミーでは、これから独立、開業をお考えの研修生の方へ相談やアドバイスを無料で行っております。
開業される地域のビルメンテナンス会社さんを紹介することも可能です！

清掃業で独立開業する為に絶対に必要な資格というものはありません。
しかし持っていると役に立つ資格はたくさんありますし、他社との差別化にもなります。
詳しくは「ビルメンの仕事に必要な資格」で解説しておりますのでこちらをご覧ください！
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一般的に清掃業は独立しやすい業種と言われています。その最も大きな要因は最初に必要となる開業資金です。
最初は中古の軽自動車１台とホームセンターでも揃えられるような清掃用具一式あれば問題ないでしょう。
その為必要となる費用は50万～60万円程度です。
清掃機材は仕事を受注するたびに必要なものを徐々に増やしていくと良いでしょう。
またオフィスに来客があるような業種ではない為、事務所を構える必要もありません。
将来従業員が増えてきたら考えればよいので、ずっと個人で営業していくという方は皆さん自宅兼事務所にされています。
これだけ費用を抑えて開業できる業種は珍しいのではないでしょうか。

独立してしばらくは同業他社の現場応援や下請けの仕事をこなしていくと良いですが、これだけではあまり年収は上がってきません。
日当月収で働く個人事業主の様になります。
ここで必要になってくるのが元受けの仕事を受注することです。同業他社からの下請けの仕事では割に合わないことがほとんどです。
それは元受けの会社が20%手数料を取り、中間の会社が20%、その下が20%、結局末端の現場に行く会社には、元受けがもらっている半分以下の金額しか入ってこないのが当たり前になっているのです。
酷いときには元受けが15万円もらっている現場に5社も6社も間が入り、末端で現場に行っている会社は２万円しかもらっていなかったという前例を見たことがあります。
この末端の会社のままでは、ずっと低い年収（年商）のままなのです。
日本ビルメンテナンスアカデミーでは、このような状態から脱却すための営業活動やHP、SNS等のインターネットを利用した集客などを研修で学ぶことができます。
下請けの仕事ばかりしていた会社が元受けの仕事を増やし、今では元受け比率95%といった実際の経験談を詳しくお話し致します！

清掃業で成功するポイントは前項で解説した「元請けになる」もとても大切なことですが、それ以上に大切なことは「価格競争に巻き込まれない」ことです。
少しの経験でも出来てしまうハウスクリーニングや床掃除、ガラス清掃など比較的簡単な作業は、逆を返せば誰にでもすぐ出来てしまうのです。
この比較的簡単な作業は、これまで解説してきた通りとても参入しやすい為、家族経営されている方や副業として営業されている方も多くいらっしゃいます。
また昨今ではアプリを使用して値段を比較できたりと価格競争が激しく、値段の叩き合いが起きやすい業務なのです。
そこでこの価格競争に巻き込まれない為にはどうしたらよいのでしょうか？
その答えは技術力と知識を高めることです。誰にでもすぐ出来てしまうような仕事ではなく、しっかり学び、経験しないとできないような仕事や、資格が必要な仕事をすることです。
例えば業務用エアコンの分解洗浄や、給排水設備のメンテナンス、太陽光パネルのメンテナンスなど。
このような知識と経験、技術力がないとできない仕事を中心として営業していくことで価格競争に巻き込まれることなく、利益率の高い仕事を受注することができるのです。
この事に気が付かずに、ずっと比較的簡単な作業ばかりしていると毎日忙しのに売上は少ないといった失敗パターンになってしまうのです。
日本ビルメンテナンスアカデミーでは、今まで出来なかった新しい技術を身に付けたい。営業種目を増やしたいといった清掃業の方も多数受講されております。
自分が学びたい項目だけの単体研修も行っておりますので是非お問合せください！

一般的に清掃業で独立、開業するとまずは他の清掃会社や、ビルメンテナンス会社の応援の仕事からスタートする事が多いでしょう。 その理由は、この業界は人手不足に悩む会社がたくさんある事、または自社で雇用して人を抱えるよりも協力会社と連携して人の貸し借りをした方がリスクが低いと考える傾向がある事です。 その為、現場応援に対応してくれて、更にある程度の技術があれば必ず重宝されるでしょう。 平均的に現場応援で支払ってもらえる金額は15,000円〜20,000円程度でしょう。 少し高度な技術や知識、資格が必要な業務については30,000円程は請求できる事もあります。 ここでは平均日当18,000円×25日稼働と考えると月給は45万程×12ヶ月で年収540万程でのスタートになる事が一般的ではないでしょうか。 現場応援で信用を付けて元請会社から小規模案件を請負で発注してもらえるようになれば、経費を差し引いても800万〜1,000万程度の年収は2年〜3年で達成できるでしょう。

しかしやり方を失敗してはこのようにはいきません。 安い価格で勝負するのではなく、豊富な知識と技術、資格を武器に他社より少し高い価格設定でも仕事を受注できるようにスキルアップする事です。 これから清掃業で独立、開業されたいとお考えの方は是非、一般社団法人日本ビルメンテナンスアカデミーにお問い合わせ下さい。